ハンサパダヨーガ
「山のお散歩」レポート
(2020年の記事です)
***** その① *****
▶︎3ヶ月の自粛生活、皆さんそれぞれに努力されたと思います。ですが、体に重りを付けてしまった方も多い!足腰が弱ってしまった話も聞こえてきます。なので、今回の山の散歩は、山登りをしません!登りはロープーウェーに運んでもらう。下りはケーブルに下ろしてもらう。気の向くままやってきて、小鳥のさえずりを聴きながら・・・だだっ広い景色を楽しみながら・・・整備された山道を散策します。
▶︎同じ行程同じ内容で3回予定します。「参加したいけれどまだまだ心配」という方に無理をさせない為です。自粛解除になりましたが、すぐさま屋内に集まるのではなく、広い空間でお会いし、緑の中でいい呼吸を思い出し、我々が皆さん一人一人の体調を知るところからゆっくり始めるのに適した形です。1回目は、4月に申し込んでいた方とスタッフ数人で行きます。
▶︎後の2回は皆さんからの申込みを受け付けます。2回目もとても少ない人数かもしれません。それでいいです。HPでの報告を見て安心して、参加したいと思う方だけがいい、とそう思います。次回も同じ内容だと分かっていたら無理せず様子を見ることも出来ますし。逆に申込みが多すぎた場合は、こちらで何班かに分けて時間をずらして出発する等の手を打ちます。屋外ですがそこはしっかりと。
▶︎『山のお散歩』のコースは、神戸電鉄の有馬温泉駅から六甲有馬ロープウェーで山頂へ、山頂をゆっくり散策、下りは六甲ケーブルを使って阪急六甲駅まで。
これから数回に分けてご案内していこうと思います。今回の写真は半プライベートなので、時々ゆるんだ顔なのはカメラマンが主人だからです。ご了承ください。
▶︎目指せ「緑の中でいい呼吸」。山頂は「空と海の青、木々の緑、そして街」
神戸のいいとこ取り!山頂での自分をイメージしながら読んでください。
深い呼吸
神戸、いいとこ取り
▶︎6月のある日、神戸電鉄「有馬温泉駅」から歩き始めます。(日程は決まり次第お知らせしますが、暑さも梅雨も心配なので全日6月上旬の予定です)私は新しく手に入れたリュックが嬉しいので背負っていますが、山歩きはしないので普通の格好でも大丈夫です。
▶︎皆さんご存知の「金の湯」の前を通り六甲有馬ロープウェー「有馬温泉駅」まで約20分、あっという間に着いてしまうので少し寄り道して「鼓ヶ滝」へ。途中、道の横の竹林から発せられる音が本当に素敵。景色がいいというのはよくありますが、音がいい!風が吹くと竹と竹が軽く当たる。カンッでもなくコンッでもない少しかすれた優しい音。そして鳥のさえずり。喋るのが勿体無いからマスクなんて要らないほど。当日も気持ちいい風、吹いてて欲しいなぁ。
神戸電鉄有馬温泉駅
竹ばやし
▶︎竹林を過ぎてから鼓ヶ滝への小径は、木漏れ日の中を歩きます。高〜くに茂った木々の葉の間から陽の光がサンサンと降り注ぐのに、涼しい。揺れ動く葉が揺れ動く日陰を作ってくれているから。滝の水音が少しずつ近づいてくるのを聴き分けながら耳を澄まして歩きたい。鼓ヶ滝の目の前には「滝見茶屋」があります。まだ観光地化されていない隠れ家のような有馬のお茶屋では、いつもならおでんやぜんざいがいただけるそうです(まだ自粛中かも)。ですが、待って待って!さすがに歩き始めてまだ15分。山頂で素敵な休憩を予定していますので、ここはぐっと我慢して駅に向かいます。
木漏れ日の中の小径
鼓ケ滝
▶︎滝経由は駅に裏側から出てくるコースになりますが、すぐです。そしてこのコースだと、駅を出発するゴンドラが頭の真上を通りすぎるのが見えます。木々の間からのぞき見える駅もなかなかおしゃれです。2020年3月20日新しくなったスイス製の新しいゴンドラで山頂駅に向かいます(片道1030円、往復1850円)。
基本的には阪急六甲駅での解散を考えていますが、集合前解散後の公共交通機関に代わって車のご利用も可能です。その場合は、ロープウェー有馬温泉駅前に【ロープウェー利用者無料の駐車場】があります。下りケーブル利用の手前でみんなと別れ、山頂バスに乗ると下りもロープウェーを利用し車に戻ることができますよ。
六甲有馬ロープウェー
おニューのゴンドラ
▶︎やっと!やっと楽しいお話ができるようになってきました。あれ?教室じゃないの?と思われた方もいらっしゃるかも。教室にも戻りたいですね。でも何事も焦らない。目の前のものから順序よく丁寧に。まずは屋外でとにかく皆さんの顔を見て安心できることから始めたいという我々の意図をご理解くださいね。皆さんが懸命に思い出しながら続けていた呼吸法も、お伝えし直します、緑の中で。次回は山頂での予定をご案内します。私が瞑想しているのは一体どこでしょう?お楽しみに。
▶︎6月以降の教室利用については、5月末に施設側から連絡がくる予定です。ですが、最初にお伝えしましたように6月はまだゆっくり緑の中(屋外)から始めていこうと考えています。報告はうるまでした。
「山のお散歩レポート」の感想は、お問い合わせ欄よりお願いします。
山頂駅
緑、緑、緑
▶︎比命神社そのものは、結構けもの道みたいな道無き道を進むので、余力のある人のお楽しみとしてご紹介は省きますが、ここへ向かうこの小径がなかなかに素敵。右からも左からも真横からも少し遠くからもサラウンドでご機嫌な小鳥のさえずり。あまりに素敵なので、この自粛が終わったら教室で皆さんと一緒に聴きたいと思って、何度も録音に通った場所です。このお散歩に来れなかった方にも7月の教室の時には聴いていただけたらいいなと思います。シャバアーサナのお供に。
小鳥の小径、みっけ!
小鳥のさえずりを録音
歩道のない道
車道とおさらば
▶︎そうこう言ってる間に、六甲ケーブル山頂駅に着いてしまいました。景色を見ながら歩いているとあっという間です。そこからの景色のなんと素晴らしいこと。最初に神戸のいいとこ取りと言ったのは、ここから見る景色です。空の青、海の青、山の緑そして神戸の街・・・まさに神戸のいいとこ取り!
六甲ケーブル山頂駅
神戸いいとこ取り
▶︎そのすぐ裏に、庭の広い広いだだっ広~いカフェがあります。全ての席が屋外で、椅子も要らないという人には芝生で寝転がるシートすら貸し出してくれます。カフェですからもちろん各自お茶1杯の注文は必要ですけど。私が瞑想をしていたのはこのカフェの庭の石の上です。そんな目立つことはできない?いえいえ、こんな私を誰も気にしないほど隣の席は遠かったので大丈夫でしたよ。ここで、「グリーントラータカ」はいかがでしょう。緑ならいくらでもあります。好きな方向を選んで好きなだけ目を休ませてあげましょう。その後はケーブルで下山します。
ソーシャル・ディスタンス
呼吸法?それともトラータカ?
▶︎今回の企画は、楽しんでもらえるようにって「山のお散歩」と名付けましたし、遠足みたいだと言いましたが、皆さんにお伝えしようとしているのはヨーガです。アーサナも呼吸法もヨーガの中の大切な技法ですが、ヨーガは思う以上に広く奥深い。ですからこの企画も「ヨーガができないから代わりに楽しいことをしよう」というものではなく、教室以外の場所でもヨーガはできますよとお伝えするものです。皆さんからの返信を読んで、もしかしたら私の表現の仕方で皆さんに誤解させてしまっていないか?と心配になってきましたので、一言添えておきますね。
「山のお散歩レポート」の感想は、お問い合わせ欄よりお願いします。
***** その② *****
▶︎『山のお散歩』先日から申込みを開始しました。「是非行きたい」と申込まれた方も、「今回は見送ります」と連絡をくださった方も、どちらも続きを楽しんで読んで下さいね。そもそもこのレポートは内容をお伝えするためだけに書いているのではないですから、それでいいんです。実際には行けていなくても、風景が伝われば一緒に歩いている気分になれるかな?と、そういうものなので。
▶︎今回から掲載の仕方が少し変更になります。皆さんに新しい更新内容をすぐに見つけてもらう為、今までは最新記事を一番上に載せていましたが、今回からは読みたい記事をボタンで選択するようになります。「最新レポートはこちらをクリック」というボタンを押してください。その代わり上から通して読めるようになります。私、試行錯誤しています。皆さん、ついてきてくださいね。
▶︎さて、今回はおNewのゴンドラを降りた「六甲山頂駅」を出発するところから。
歩き始めると、もうあちらこちらから小鳥の声が聞こえます。まだバス道沿いの歩道を歩いているので、時折横を通る車の音がすぐに邪魔をして勿体無い。けれど疲れた時には頼りになる周遊バスですからそう悪く思わず、オススメスポットまで歩きます。歩きながら見える景色は近くも遠くも緑・緑・緑!あーでも、他人の敷地ですよ、入れない。癒され緑の濃淡を見ながら進んでいくと、つい通り過ぎてしまいそうな道、そこがオススメスポット。比命神社と呼ばれる祠へ向かう小径です。
▶︎前回のレポートから読み進めている皆さんの中には、気づいた方もいるかと思いますが、今回のお散歩のテーマは、「音と自然色」。今みたいな時期にぴったり!ペチャクチャ喋らないで「耳と目」を使う「緑の中でしかできないヨーガの技法」
・・・「ウォーキングメディテーション」と「グリーントラータカ」。
▶︎このコースではいろんな音に出会えます。まずは竹、インドには「バンスリー」という竹の楽器があり、風の音がすると言われています。インドの「シタール」が人の心の起伏を表す楽器であるのと対照的ですね。次に滝、静かに流れる水音と流れ落ちる水音。山頂では鳥のさえずり、なんと耳を澄ます甲斐のあること!歩きながらの瞑想とも言える「ウォーキングメディテーション」。いつの間にか音と自分だけの世界を感じる・・その瞬間を楽しみに・・・。難しく考えなくても自然を大切に思う人にとってヨーガは、日常の暮らしに寄り添うものだと再認識できます。
▶︎山頂駅(ロープウェー)から山頂駅(ケーブル)へ。約40分。途中約3分間だけ歩道のない場所を通ります。それ以外はずっと歩きやすい道です。まさにお散歩です。
***** その③ *****
▶︎お天気が良すぎず(暑いと困る)悪すぎない(雨でも困る)6月初旬、第一回目の「山のお散歩」に行ってきました。ルートの選択、時間の配分等、確認事項も多い初日の散歩に応じてくれた2名と私たち合計5人です。今回は、お2人の許可も得て、この日の写真をメインにお伝えしていこうと思います。
▶︎有馬温泉駅からロープウェーの駅まで観光客に出会うこともなく5人で縦になり歩きました。これからお見せする写真はほとんどがマスクを外していますが、実際は必要なところは全員マスクをしています。ただ、先日厚生労働省から公表された夏のマスクの着用法では熱中症予防の為、「屋外で距離を確保できる場合には、マスクを外す」ように促されています。皆さんも今後は、日々のウォーキングの際のマスクの着用法に注意して柔軟に対応してくださいね。また、喉が渇く前のこまめな水分補給を心がけてください。
▶︎駅から順調に滝に向かって歩いていると、予定通り竹林の横を通ります。通りますが、この日は竹の音が鳴らない・・・。竹と竹が擦れ合うにはもう少し上空に風が必要。みんな一生懸命耳を澄ませてくれたのですが、この日は残念ながら心地良い竹の音は聴けませんでした。「本当なんですよぉ~この場所で竹のいい音が」と必死の言い訳に、皆さん笑いながら慰めてくれました。残念でしたがこんなこともあります。自然には勝てません。そんな場合は、ご自分で出直してください、ね。
▶︎滝はそんなことはありませんよォ。この滝は普通の道を歩いていくだけで着くので、本当に手軽でオススメです。かなり手前からさらさらと流れる小川沿いを歩きます。少しずつ近づいてくる滝の音を聞き分けながらウォーキングメディテーション。ひたすら水音に心を沿わせて5分間黙って歩きます。滝に到着してもそれぞれが距離を取り思い思いの方向を向いて耳と目だけをフル稼働、落ち着く。メディテーションの間もほとんど誰も通らず、ハンサパダ貸切りの滝みたいでした。
滝へ向かう小径
思い思いにメディテーション
▶︎ロープウェーの駅に一歩入れば、切符購入、ゴンドラ内、山頂駅を出るまでずっとマスク着用です。建物内に入る時にも出る時にも手の消毒用スプレーが置いてあり、毎回利用させてもらいました。山頂駅からすぐの所に展望台があり、そこで同じ方向向いてちゃんと距離をとっておむすびを食べます。今回話題のおむすび!教えてもらいました。全形の大きな海苔の真ん中にご飯を平たくのせ、その上にドドンっとおかずをのせ海苔で包んで整えるんですって。具材は何でもいいそうです。おかずの要らない完全おむすび。海苔をめくって見せてくれました。笑いました。
距離はとって
完全おむすび
▶︎ゆっくり休憩をとったら、山頂散歩再開です。今回のもう一つのテーマ「色」ですが、空や海の広大な景色と対照的に、足元の色がまた可愛らしい。あっちにもこっちにも新芽と小花。わざわざ植えられている花もありますが、小道の両サイドに静かに咲いている野の花の可愛らしさが抜群です。
山の上の色
▶︎小鳥のさえずりの小径、新しい鳴き声もあったので録り直してきました。写真に音が入らないのが残念ですが、私たちの顔でいい感じが伝わるでしょうか?そこからのんびり歩いて・・・のはずが、みんな元気すぎてシャンシャン歩いてしまいカフェまで。次は予定通りのんびり休み休み歩きますね。到着した最終目的地のカフェは隣の席が遠ーい。他のお客さんは後方の黄色い屋外パラソルです。
小鳥の小径
隣の席遠い〜
▶︎ホットでもアイスでも選べるので少し喉を潤し休憩しながら、吉岡先生のお話を聞きます。教室のこれからのこと、ヨーガのこと、自然のこと、話は尽きませんが、ここでの目的を忘れてはいけません。やっと、やっとヨーガができるのですから。そこで、芝生に移動して体を動かします。ゆっくり歩いてきた後で身体もいい具合に温まっています。準備は万端。久しぶりでも身体は気持ちよく動きます。
山の上でのヨーガ
▶︎帰りは、ケーブルに乗って、「六甲ケーブル下駅」に下ります。(大人600円)。そこから歩いても阪急六甲駅に下りられますが、山で十分に動かしてきたので、ケーブル下駅前のバスに乗ってさっさとお家に向かうのも良いかもしれません。
(※有馬温泉に車を停めて参加した方は、バス(260円)利用で車側の駅に戻れます)
▶︎今回参加してくれたお2人から届いたレポートの内容を一部、掲載します。
●かすが教室 加藤さん 「山のお散歩に参加しました。山登りを始めて約10年、六甲山には何回登ったか分からない位行きましたが今日は初体験が2つ!
1つめは有馬温泉からロープウェーに乗ったこと。おニューのスイス製ゴンドラ、スイスイ上へ〜気持ち良い!あっという間に着きました。景色も良くて楽し〜。 2つめは六甲山頂のカフェ。こんな素敵な所があるなんて!ハイジの様なブランコあるし、芝生が気持ちいいしお外でお茶。もう凄いステキ!ここで久々の(笑)ヨーガ。新緑、キレイ!小鳥の鳴き声、癒されます。のんびり歩いて楽しい1日でした。ありがとうございました。」
●いぶき教室 北川さん 「先生方と山のお散歩に行ってきました。自分の楽しみで出かけるのは何ヶ月ぶりでしょう。鼓ヶ滝から流れる川の音を聞きながら新緑の中を歩くと奥入瀬渓谷の様で、気持ちも足取りも軽くなりました。最新のゴンドラからの景色はワァ〜と声が出るくらい。神戸にはこんなに良い所があるんだなと思いました。先生のレポート通りの景色が私の目の前に広がりましたよ!そして広い庭の芝生でヨーガが久しぶりに出来ました。ゆっくりの動作に深い呼吸を今までずーっと忘れていたようです。コロナが無ければきっと当たり前の事だったのでしょうが、それが特別に思えた幸せな1日でした。ありがとうございました。」
こちらこそ、下見を兼ねた日にご参加、ありがとうございました。
吉岡先生から、「神戸でこれからも元気で暮らしていきたいという共通の目的を持つ私たちは『坂道は当たり前』にしていく必要があります。坂道は、骨と筋肉を丈夫にするためのベストエクササイズ。今何もしないでいると『フレイル』という虚弱状態になり、なかなか取り戻せなくなります。しんどがっている場合ではありません。自分を強くするのは自分しかいないのだということを、皆さんは知っているでしょう!」という言葉が届いています。いつする?今でしょ!あなたでしょ!笑
「山のお散歩レポート」の感想は、お問い合わせ欄よりお願いします。
***** その④ *****
▶︎第二回目の「山のお散歩」は、前回にもまして絶好のお散歩日和でした。天気優先で日程が変更になった為、残念ながら希望者全員は行けず、この日は7名。六甲山頂の施設も営業を始め、人の姿も時折見られましたが近距離になることもなく、存分に自然を楽しんできました。写真と参加者の感想を掲載し、ご報告です。
▶︎今回もマスク姿の写真はあまり使っていませんが、必要な所では全員マスクをしています。私たち以外もお見かけした人は同じでした。駅やゴンドラ内ではマスク・消毒、歩き始めて距離がひらくと熱中症予防の為にマスクを外して歩く・・・そんなスタイルが浸透していて、神戸の方々の「街を守りながら自然とともに生きよう」とするバランスを感じました。
▶︎今回も行程は同じなので、ここからは写真を並べていきますね。
有馬の街を離れるまで皆んな並んで歩きます。この日は晴天ですが歩く道は木陰。明るい・・のに涼しい、歩きやすい。小川沿いまでたどり着くと、そろそろウォーキングメディテーションですね。口を開かず歩くので、その前に一枚パチリ。
並んで歩きます
今日のお仲間
メディテーション
▶︎たどり着いた鼓ヶ滝では「グリーントラータカ」。深い緑から鮮やかな黄緑・・緑には一体どれだけの色があるのでしょう。色の濃淡だけでなく、目の前にも・・見上げた空の近くにも・・緑。5分のベルが鳴り振り返るとニコニコの吉岡先生。自然の力でしょうか?はたまた目の前の吉岡先生の声の力でしょうか?皆さんの中にヨーガ人の力が戻ってきたような気がします。皆さんの目が変わりましたから。
グリーントラータカ
「どうでした?」
ゴンドラ、絶景!
▶︎今回は、屋根付きの場所を見つけておむすび食べました。皆んな女の子なので、過度な紫外線はお断りです。この後も楽しんで歩くためにここは日陰・・・のはずなのに、緑も青も綺麗すぎて食べ終わったらじっとしていられませんでした。
うわぁ
ご機嫌な笑顔
▶︎足元だって可愛らしい。
▶︎思い思いに過ごす「小鳥のさえずりの小径」我らの真横から聞こえる鳴き声に、応じる声が遠くから返ってきます。行き止まりに見えたその先に続く細い道を少し進んで休憩。大きな岩によじ登ってみると子供のような気分になってきます。
思い思いに過ごす
よじ登り!こんなヤンチャはいつぶり?
▶︎最終目的地到着。屋外カフェは相変わらず、隣のお客さんは遠くて見えません。
▶︎そして、お待ちかねの山頂ヨーガ。
▶︎参加した皆さんのレポートを、抜粋して紹介します。
●かすが教室 畠さん 良い天気に恵まれ、爽やかなお散歩。感動その①、最後のお洒落な隠れ家的カフェ、外ヨーガで気持ち良く身体を動かせて最高でした!手を上げて天から自然エネルギー、足は大地からエネルギーをもらった感じでした!感動その②、道中で鳥の声、水の音、心地よい風、山の木々の緑の鮮やかさ、山の上から絶景、幸せ体験。また外ヨーガしたい。サットサンガも楽しみです。
●かすが教室 玉岡さん メッチャ楽しい1日でした。澄んだ空気に心地好い風!青空と高い杉木立を見上げながらのヨーガ!素晴らしい体験をさせて頂き、ありがとうございました。たくさん歩いて今日はお尻が筋肉痛です。山歩きが太腿でなくお尻にこたえると知りました。またまた鍛えるところが増えましたね。これからもヨーガを生涯続けていきたいと思います。
●桜JOY教室 堀井さん 梅雨の時期にレポートのような快晴で緑の美しい景色の中を歩けるなんて。爽やかな空気を吸って歩けたことを幸せに思います。樹々に囲まれ眼下に海も見える素晴らしい環境の中でヨーガをさせて頂き、自粛で忘れていた自然の中での開放感!清々しい空気を身体中に取り込んで、心と身体が喜んでいるのを感じることができました!先生方に『お・も・て・な・し』して頂き、感謝!久しぶりにヨーガの心に触れ、また自分を修正していかねばと思いました。
●かすが教室 吉村さん 山の散歩、最高でしたー。小鳥の声、水の音、風の音、こんなにゆっくり体感したことは今までなかったです。とても素晴らしい機会を与えて頂き感謝です。大木に囲まれて、ひろ~い空間でゆったりヨーガ。とってもとっても気持ち良かったです。病みつきになりそうです。追伸:自宅でのヨーガも頑張ります。
▶︎参加された皆さんと久しぶりに一緒にヨーガができました。24日、29日もまだまだ参加受付中です。やっと、一緒にヨーガすることができるようになりました。今ならできること、まだできないこと、丁寧に見極めながら進めていきます。是非一緒に!と思われたら、申込んでくださいね。
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***** その⑤ *****
▶︎長らくお待たせしました。第三回「山のお散歩」レポートです。6月の末でしたので晴れると夏日のような暑さのはずですが、山の上は風も心地よくこの日も楽しく歩けました。皆さん(参加者9人)の様子を見ていただくのが一番伝わると思いますので、今回も写真を中心にお伝えしていきます。
今日のお仲間です
風の音を聴く
滝の音を聴く
▶︎一番前の特等席でロープウェーからの絶景を見下ろすひと時。今回は真っ赤なゴンドラの方に乗れました。とっても素敵で私たちみんな嬉しかったのですが、実は乗ってしまうと可愛い赤ボディが見えない・・。ですから、ちょうどこのチケットのイラストの窓に私たちの顔を思い浮かべてみてはどうでしょう?
一番の特等席
素敵な赤ボディ
▶︎今回もおむすびタイムは日陰。お日様との関わり方は難しい。日光は絶大なる自然の恵み、エネルギーの源ですからしっかり受け取って健康な暮らしをします。けれど、絶大であるがゆえに過度な日焼けは困りもの。日光はバランスよく取り入れて下さいね。(日焼け止めとか、目からの紫外線対策にはサングラスとかも使って)
大人でもランチの時間は本当に楽しい。この日は、いつも皆さんのことを考え忙しく走り回っている小川先生がゆっくり落ち着いておむすび食べてるのが嬉しい・・おむすびタイムの1枚です。おむすび2つとは思えない盛り上がりです。
おむすびタイム
トラータカしてる?
▶︎夏に近づくと山頂の植物の種類も少しずつ変化していきます。
▶︎お腹が満たされエネルギーいっぱいの私たちは、また元気に歩き始めます。
どのくらい元気かと言うと・・・
これっくらい!!!
▶︎「小鳥のさえずりの小径」では思い思いにウォーキングメディテーションです。それぞれ気に入った木陰を探して、耳は鳥の鳴き声を・・目は緑・花・実を・・、口は・・・閉じて。時間がゆっくり流れます。
華やかな色
どこにしようかなー
▶︎ケーブル山頂駅まで来るとお約束の景色。一列に並ぶ姿は、まるで電線の小鳥?それとも・・
五線譜の音符?
吉岡先生のお話
▶︎お待ちかねのヨーガ。立ちのスーリヤナマスカーラです。教室でもやりますね。
緑の中での皆さんのヨーガ姿があまりにも素敵なので、「山のお散歩」に参加された方にはハンサパダヨーガ 教室から「山頂ヨーガの写真」をプレゼントします。皆さんがこれからもヨーガを続けていくことを楽しみに思えたらいいな、と・・・そして、そんな皆さんの背中をそっと支えられたらいいなと・・思います。
▶︎今回はそれぞれの予定に合わせ、先に帰る人もいたりケーブルに乗らずにカフェで分かれる人もいましたが、今後はこんな風に色々な参加の仕方があってもいいなと思いました。
「皆さんお先です〜」
「皆さんサヨナラ〜」
▶︎それでは、皆さんから届いた感想を到着順にご紹介しますね。
●いぶき教室 北川さん 2度目です!また行きたくなったのです!次は私が友人や孫たちの案内人になろうと参加しましたが、前ここ通ったかな〜が何度もあって、やっぱり後をついていくことに(笑)。一緒に行った人を楽しませたいと思う気持ちや心遣いを勉強させてもらった様に思いました。行って良かった。大地に手を置いて見上げれば空・・外でするスーリヤナマスカーラは気持ちよかったです。
●藤原台教室 稲見さん 何度も訪れた事のある六甲山だけれど、トトロの森に来たような小径をワクワクしながら探索しました。見上げると空をおおう新緑の美しさ。私たちを歓迎しているような小鳥のさえずり。自然の中で瞑想しながら生きている事の喜びとパワーをもらいました。広い庭のあるカフェで久しぶりのヨーガ。ハッピーな時間でした。暑かったので少々疲れましたが、頑張った自分をほめてやりたい気分になりました。
●かすが教室 高橋さん 木々の緑、心地よい風を感じ、そよ風の中に時折草木の甘い香りを感じながら歩き始めました。途中立ち止まって、ゆったりと木々の葉が明るい光の中で風に揺れる様を眺めたり、鼓ヶ滝でも豊かな水の流れ、滝壺に差し込んだ明るい光、白い水しぶき、周りの緑をゆっくり味わいました。山のカフェの庭でのヨーガは、見つめた先は何処も緑、心地よい風の中でゆったりと呼吸しながら・・格別なものでした。どの場面も楽しかったです。
●かすが教室 三輪さん 朝早く地下鉄に乗り電車を二度乗り換え有馬温泉に着きました。いつも車で移動している私にとって、こんな小さなことが新鮮でした。有馬から六甲への道すがら、川のせせらぎ・鳥の鳴き声・鼓ヶ滝の滝の音・日常の喧騒を離れ、おいしい空気の青空の下でのヨーガ。自分自身の足で山を散策し、森林浴・マイナスイオンを身体中に浴び、清々しい気分で六甲山をあとにしました。楽しく健康な一日を過ごすことができました。又、参加したいと思いました。
●かすが教室 川西さん 皆さんと歩けてとても楽しかったです。一緒に参加した三輪さんと帰りの電車で「日程が合えばまた行こう」と話しました。もしまた行ける機会があるなら、是非誘いたいお仲間がいるのですが、三輪さんと二人で「滝までは大丈夫、行けるね」とか「○○さん、ここは行けるかな?」とそのお友達と一緒に参加した時を想像しながら歩きました。歩くのはやっぱり気持ちいいです。歩ける時は歩こうと思いました。(会話より代筆)
●土曜クラス 大倉さん 今までは教室でやるのがヨーガだという感覚を持っていましたが、そうじゃなかった!自然の中でのヨーガ・みんなで輪になってのヨーガは思っていたよりもずっと気持ちが良くて、これからも時々こんな機会があるといいのになと思いました。土曜クラスはまだ再開できてないのですが、今回他の教室の方と一緒にヨーガをしたことで、平日に休みを取って他の教室に行くことも考え始めています。(会話より代筆)
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*** 今後の「山のお散歩」について ***
▶︎教室に参加された方は既にご存知ですが、秋にも山のお散歩を継続して募集することになりました。理由は3つ。①中距離を歩ききる身体をつくること。②今年秋に予定していたサットサンガの低山ウォーキングの延期が決定したこと。③6月には申込みをしなかった隠れ参加希望者がまだまだいたこと、です。
▶︎①について・・自粛の間、自分で安全に簡単にできることとして、日光浴を兼ねたウォーキングをお勧めしました。皆さんはそれに応えたくさんの方が実践されました。それはとても大切なこと。気持ちも前向きになれたことと思います。けれど、それには続きがあるんです。のんびりでいい!ゆっくりでいい!時々でいい!もう少し長い『中距離』を歩ききるところまで体力を底上げし、同時に「まだイケるな」と自分にOKを出せるようになること!どこまで行けるのか自信がない人が一人で歩きに行くことは難しいので、私たちと一緒に歩きませんか?ハンサパダが中距離ウォーキングの機会を作ります。「皆さんに迷惑をかけたくない」と心配する方の為に、途中でバスに乗れる方法も考えますね。
▶︎②について・・9月に延期予定だったサットサンガ『山遊』(市章山) は、来年への更なる延期が決まりました。今は一度に多くの方を集めることはできないという判断と同時に、4ヶ月に渡る教室休講による体力の低下を考えての決定です。それに代わるものとして「山のお散歩」。数回に分けて行うので、人数調整ができます。日常で近距離ウォーキングをしていれば充分トライできる内容です。更に山登りと違って、途中で歩くのを止めることもできるので、安心して参加できます。
▶︎③について・・どんなに内容が良くてもどんなにHPのレポートが魅力的でも、自分には6月はまだ早い、そう判断した方もいると聞きました。そんな方は是非自分の思いに従ってもらえるように発信してきたつもりですから、ちゃんと伝わっていて良かったです。その方々は、落ち着きを取り戻した兵庫の状況がこのまま続いた場合は参加したいと言われました。また、自分の足に自信がないという理由で諦めた方は、迷惑をかけない方法があるなら参加したいと、そう言われています。
以上①〜③の理由で、秋に状況が整えば、再度募集をしようということになりました。先のことは全て確約はできませんが、少し心に留めておいて下さい。
***** その⑥ *****
▶︎9月30日に実施した秋バージョンのお散歩報告です。しかも今回は「秋の山のお散歩・のんびりコース」と題して、山上バスを利用することで歩く距離を調整しました。コースの途中でバスに乗るチャンスは2回あります。ですから、歩く距離は3パターンの中から選べることになりました。ご自分でチャレンジしてみたい方がいたら、ご説明しますので聞きに来て下さい。
▶︎それでは報告スタートです!
今回はロープウェイの往復という形をとりましたので、ロープウェイ有馬温泉駅前駐車場から参加する方もいました。これだと集合地点までの公共交通機関を使わず参加できます。神戸電鉄の駅から歩いて上がって来るグループと駐車場から降りて来るグループが出会うのは、鼓ヶ滝の手前です。今日はのんびりコースに申し込まれた方々。ということは自称「普段中距離を歩くことの少ない」メンバーですので合流後すぐ準備運動をしてしっかり身体を目覚めさせます。その後「ここからは口を閉じて、自然を感じながら歩きましょうね」とウォーキングメディテーション。
準備運動
二連の滝
のんびりてくてく
▶︎辿り着いた鼓ヶ滝では思い思いに「グリーントラータカ&メディテーション」。春の勢いのある緑とは対照的に、赤く色付く一歩手前の秋の緑は深みがあり目に優しく落ち着くものでトラータカにぴったり。時に川沿いに立ち寄るセキレイのような小鳥に目を奪われるオマケもあったり、楽しいメディテーションになりました。心が落ち着き優しい笑顔がこぼれます。みんな立ち姿が美しくて素敵です。
ロープウェイではまだまだマスク着用、手の消毒、人数制限が続けられていて安心できます。こんなにいい天気なのにロープウェイの乗客が少なかったので、出発前に1枚「ゴンドラに乗り込む私たち」の写真が撮れました。今日の車両は銀です。
トラータカ
心洗われ笑顔
ゴンドラ銀
▶︎山上に着いたら展望台まで移動してちょっと早めのおむすびタイム。申し分のない秋晴れのお天気に恵まれましたので、大阪湾がどこまでも見える気持ちの良さです。秋の山だからと上着の準備をしていた私たちは揃いも揃って一枚脱ぐ羽目に。同じ場所で景色を楽しんでいた高校生の男の子たちが4人。コロナ時代を意識してかマナー良く控えめに景色を楽しみ私たちからも距離をとっていた彼らが、私たちの勢揃いの写真を撮ってくれることになりました。・・楽しいハプニングでした。若い男性カメラマンに、あらあらみんないい笑顔だこと!!カタイのは私だけ?!すかさずお礼の飴を持って、立ち去る彼らの背中を追いかけたのは誰でしたっけ?
ランチビュー
今日のお仲間勢揃い
▶︎山上は、花の種類も変わっていました。色が少なくなった代わりに、なかなか風情のある植物が増えていて季節の変化を感じました。
▶︎小鳥のさえずりの小径にも行ってきました。ですが、この日はこの小径にあろうことか電線工事車両が入り込んでいて小鳥の声が聞き取りづらい!小鳥の声は最後のカフェで・・と諦めて「前回まではこんな風に鳴いていたんですよ」と同じ小径で以前録音した私のスマホの鳴き声を流したら、それにお返事する小鳥が現れ、みんなで笑いました。その小径を出たら、いつもとは反対の方向にあるバス停に向かい、そこからみんなで終点ケーブル六甲山上駅までバスで移動です。
小鳥のさえずりの小径
バスも上手く使いましょう
▶︎バスから降りたら、いつも山上ヨーガをさせてくださるカフェまで歩いて到着です。私たちはカフェの建物から少し離れたいつもの場所に席を用意して頂いているので、店の入り口を通らず裏側の階段から直接席へ。そしてまたいつものように静かな特等席で温かいお茶をいただきます。山頂は少し涼しくなってきましたので。
直接席へ
林の中のティータイム
▶︎そして、今日のメイン、山頂ヨーガ。
▶︎参加した皆さんから届いた感想レポートを、抜粋して紹介します。複数回参加でレポート済みの方もいますので、レポートは送って頂いた方のみにしました。
●かすが教室 濱口さん
昨日は楽しい時間をありがとうございました。普段、先生方と話す機会もありませんでしたが、いろんな話も出来て、空気も景色も最高のひとときでした。
これからもよろしくお願いいたします。
●桜JOY教室 中村さん
山道や登り坂が歩けるか少し心配でしたが「ゆっくりのペースで良いから」と誘っていただいたので思い切って参加させてもらって楽しかったです。思っていたよりも楽に歩けて大丈夫でした。下り坂や階段もポールを使って安心して歩けたので、購入して日頃のウォーキングにも使いたいと思いました。(会話より代筆)
●桜JOY教室 鈴木さん
忙しい日が続き、人のペースで動くことの多い日常。静かに滝の音を聞いたり、山の緑の中を歩き、鳥の声に耳を澄まし静かな気持ちになれました。心が落ち着き、あまり歩いていなかった不安も解消し、みなさんと山頂で楽しくお茶したり自然の中でヨーガも出来て楽しい1日をありがとうございました。(会話より代筆)
●かすが教室 大谷さん 初めて参加したこのお散歩は、普段の生活で衰えている感覚を取り戻す絶好の機会でした。 滝から流れてきた水がやや緩い流れになるところには魚がいるもので、私の渓流釣り好きの懲りない習性でつい魚の姿を探してしまいます。 いたいた!岩魚かな?と飽きずに眺めていると、さあ皆さん静かに瞑想しましょう、と吉岡先生の声。魚の姿に内心はしゃいでいた私は急いで胸のスイッチを切り替え、滝の流れる水音のリズムに身を任せました。 そして乗りたかったゴンドラ。 一面の緑を俯瞰して脳内が緑色に染まったところで降り立つと向こうに広がる海を見ながらお昼をいただきました。 食後、小道を歩いているとチチチッと可愛い鳥の声、どこからともなく漂う樹木や金木犀の香り。最後は森林に囲まれた素敵なカフェ。清々しい芝生の上で静かにヨーガ、体が目覚めました。 五感を刺激した森の素敵な散歩でした。
▶︎膝や足に自信がないと言ってのんびりコースを選んだ方もいましたが、結局全員が心地よく「自分にOK」を出して帰路に着きました。今の自分にできることの基準ができたことで「のんびりじゃないコース?」バスを使わないワンランクUPにチャレンジしたいと次回の予約を入れて帰られた人もいました。
▶︎当日、皆さんと歩きながら拾った可愛らしいミニサイズのイガグリとチビぼっくり。ツンツンイガの先まで入れても3センチも無いおチビちゃん。我が家の玄関の「季節コーナー」で毛糸のパンツをはいたフェルトのドングリと並んで飾られています。ほっこり。
▶︎このホームページはパソコン上で制作しています。もちろんスマホで見て頂けますしスマホで見ている方が多いようですが、もし可能なら1度パソコンの画面でこのHP「山のお散歩レポート」を見て下さい。スマホよりずっと綺麗に(私たちが作ったまんまの形に)見ていただけるかと思います。かなりの力作なんですよ〜。
「山のお散歩レポート」の感想は、お問い合わせ欄よりお願いします。
***** その⑦ 2020年最終回 *****
▶︎皆さーーん、長らくお待たせしました、2020年の秋「山のお散歩最終回」の報告です。HP作成側、つまり私の事情により遅れていた報告ですが、今思うとこのタイミングで楽しい報告が残っていたことはすごく良かったように思います。
▶︎私たちはまた自粛しなければならなくなりました。しかも今回の方が感染状況は厳しい。ということは、私たちはもう一度皆で励まし合い助け合ってこの状況を乗り越えなくては・・そしてまた少しずつ元の生活を取り戻していかなくては!暖かい太陽が優しい光を降り注ぐ季節には、私たちは元気だと・・まだまだいけるぞと感じさせてくれる自然の声を聞くために、また山を歩くのもいいかなと思います。
▶︎では、報告スタートです!昨年10月28日、参加者は7人、私たち3人と合わせて合計10人。前回はのんびりコースと題してバスを利用し歩く距離を調節しました。その時参加した方が「感じはつかめた!私もう少し歩けます!次は自分の足で最後まで。」と言われたり、2回目3回目の方が「山のお散歩の気持ち良さがちょっと病みつきになってきたかも・・」と言われたり、少しずつ寒くなっていく季節とは裏腹にますます楽しいお散歩になってきました。少しずつ間をあけて小川のほとりを歩きます。お天気に恵まれたこの日、柔らかくでもしっかり降り注ぐお日様の光に包まれながら気持ちの良いスタートです。
ウオーキングメディテーション
お日様の恵み
▶︎黙って歩くウォーキングメディテーション。口には少しお休みしてもらって耳と目をフル稼働。小川のせせらぎ、小鳥の鳴き声、滝の水音、、、、えっ、あらっ、誰でしょう?そんなに身を乗り出しちゃ・・・。だんだん子供返りしてきたのかヤンチャな動きがちらほら。目をキラキラさせ私の方を見ながら水辺を指差しています。珍しい小鳥がいたの・・かな? かと思えば、ニッコニコ満面の笑みでこちらに向かって登ってくる方達も。なんていい笑顔でしょう。つられて笑ってしまいます。ロープウェイの駅はもうすぐですよ。
やんちゃ一人目
トトロ道?
ロープウェイの車窓より
▶︎秋の色はやはり春とは違います。華やかでパッと目をひく色は少ない代わりに穏やかで上品な色合いが気持ちをほぐしてくれます。毎回このHPの報告を楽しみに待ってくれている皆さんに山の雰囲気をお伝えしようと、私たちが通った道の両側に息づいている植物の写真も載せるようにしています。渋目のものが多いですが、その良さまで伝わりますか?
▶︎ランチタイムのおむすびはいつもの展望台。初夏には日差しがきつすぎて長くは居られないこの場所も、この季節はどこまでも開ける景色を楽しみながらのんびり過ごすことができます。季節季節によって良いこと嬉しいことは違うんですね。少しでも嬉しいことの方を多めに気付きながら暮らしていきたいなと思います。人数分のみかんを背負ってきてくれた方もいてみんな心ほっこり、眺望バッチリ、気持ちはゆったり。
どこまで見える~?
みんな仲良くなっちゃうお散歩
▶︎食事が終わって再出発の場所で、他のグループの方に全員の集合写真を撮ってもらうことができました。が、私たちのこの写真!撮られている私たちも自分たちでおかしくなって笑いが止まらない。思いがけない動きに撮る側もおかしかったらしく・・・負けずに撮って下さって感謝です。いつもなら吉岡先生を真ん中に囲むところが・・みんなそれどころでない!!吉岡先生、どこですか~?ちゃんと自分で写ってくださいねー。
今日の全員、集合!
▶︎小鳥のさえずりの小径にも行ってきました。小鳥はすっかり落ち着きを覚えたようで、春のあの騒がしいほどの鳴き声はありませんでした。春はやはり恋の季節だったのか、はたまたひな鳥のお歌の練習だったのか?今回は私たちは耳を澄まさなければいけませんでした。ですが、静かな小径で聴くふとした小鳥の気配は、これはこれで乙なもの。
▶︎みんなで歩く道は程々に歩き甲斐があり、あちこちに小さな楽しみがあり、時々休憩を取り、そして少しくたびれたけれど疲れる前くらい・・におしまいになります。歩く先に小さな横断歩道が見えてきたらお目当のカフェはもうすぐです。きっと今頃はもう、私たちのお決まりの木陰に私たちの為の椅子とテーブルを用意して待ってくれていることでしょう。不思議の国のアリスのお茶会のように。さぁさぁあと少し、喉が乾いてきました。温かいお茶が待っています。
グリーントラータカ
車道に出たらあと少し
▶︎いやいやお茶もいいですが、今回はお茶の後をことを詳しく報告しましょう。喉を潤してホッと一息ついた後は「山のお散歩」の本題、山頂ヨーガです。みんながまだトイレだなんだとバタバタしている間に待ちきれない吉岡先生は一人芝生の広場へ。「みんな~早く~」とニコニコ呼んでいます。
みんな~~、早くおいで~~♪
▶︎みんなも急いで芝生へ移動します。マスクを付けたままの人、外している人がいますが、どちらにしても誰も喋りません。時折、吉岡先生の短い声が入ることもありますが、自然の中で体を動かす気持ち良さに包まれながら、みんなひたすらにこのひと時に集中します。いつも頑張っていますね、今この場に来られて良かったですね、「今ここに」。昨日までの不安も、明日の心配もしばし忘れて、「今ここに」いる自分に心の目を向けて。普段は違う教室で今日初めて会ったお仲間とも黙って一緒にヨーガできる皆さんを素敵だなと思いながらシャッターを切りました。
▶︎ヨーガの後はそれぞれ自由にお楽しみ。「1日フリーパス」で参加している方々はせっかくだから六甲ケーブルも乗ってみたいと先に山を下りました。カフェの大木の高い枝に結ばれた長~いロープのブランコに乗ってみたいと狙っていたヤンチャたちは早速よじ登っています。このブランコ、見ているよりも難しいですよ。
ケーブル楽しみです
ハイジのブランコ
実は崖のブランコ
思わず手伝う先生たち
▶︎参加した皆さんから届いている感想レポートを、抜粋して紹介します。いただいたのはお散歩の直後。素敵な文章なのに、長い間私の手元で眠らせてしまってすみませんでした。レポートは送っていただいた方のみです。
●藤原台教室 元木(淑)さん 幼いころから家族でよく行ったハイキング。
仕事に邁進し始めたころから、時間に追われスポーツとは全く無縁の生活になってしまいました。今回のハイキングはその日はハードな感じはなかったのですが、翌日から筋肉痛に悩まされました。これからは十分な時間を体を動かすことに努め、また是非参加したいと思っています。自然の中でのヨガも心が洗われました。
●いぶき教室 山口さん 昨日の山のお散歩楽しかったです。小川先生にワンデイチケットを用意していただいたのでケーブルカー往復まで堪能しました。神戸市に長年住んでるのに乗ったことの無かったロープウェイからは遠くに三田市が見え、足下には深い谷に生えてる木々の樹冠が広がって楽しめました。お弁当は大阪湾を眺めながらですから、月並みですが六甲山は海と山の両方楽しめる素晴らしい所と再確認しました。ロープウェイ内の放送で千万ドルの夜景と言ってましたね。昔は百万ドルだったなと可笑しかったです。山道と言う程の所もなく楽に歩けたのも良かったです。杖も良い経験になりました「本来ヨガは自然の中でするもの」とうるま先生に教えていただいた通り、CAFEの広い芝生でのヨガは気持ち良かったです。楽しい時間をありがとうございました。
●藤原台教室 吉田さん 自然を感じながら外でのヨーガが予想以上に気持ちよく、参加させてもらったことに感謝しています。初回から気持ちはあったもののなかなか行動に移せず、コロナや様々な思いもあって気持ちの切り替えができず悩んでいたのですが、参加したら前日までのモヤモヤした気持ちが晴れて今日はとても心地よく過ごせています。紅葉も少しずつ進んでいてロープウェイからの眺めはとても清々しく自分がすごく小さく感じて自然の中に生かされているんだと感じました。先生方や他の教室の方とのお茶を共にしながらお話しできたこと、体を動かせたこと(ハイジのブランコ最高でした。少々はしゃぎ過ぎて若干心地よい筋肉痛がありますが笑)とても楽しかったので、もっと早く参加すべきだったと、良いチャンスを逃していたと思います。是非サットサンガも参加したいと思いました。今日は同じ一日の時間の流れが変わった様にさえ思えて、楽しみながら家事をしています。これからもこの不思議な「ヨガパワー」を信じて楽しみな毎日を送りたいと思います。ありがとうございました。
●藤原台教室 高畠さん 最高のハイキング日和で、身体もとても軽やかでした♪海を眺めながらのおにぎりタイム、和気あいあいの和やかなティータイム、森林の中でのヨガは遮るものも何も無く、自由でのびのび,天と繋がっている様な気分でした。次回も参加したいです。ありがとうございました。
▶︎報告を書きながら最終回の山のお散歩を思い出しました。本当に楽しかったですねー。皆さんの気持ちが詰まった感想レポートがやっと掲載できてホッとしています。我ら講師の3人はいつも参加するようにと思っていますので、普段では取りきれない私たちとのゆったりした時間もオマケに付いてきます。今年はどうなるか分かりませんが、次回がありましたら皆さんもいかがですか?
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***** 番外編 梅見ウォーキング *****
▶︎桜満開の春真っ只中になりました。今のうちに、春うららに行われた「梅見ウォーキング」の報告をしておこうと思います。
▶︎「春うらら」・・冬の張りつめた空気が少しずつ暖かくなり、梅から桜へと移行していく春ののどかな雰囲気や穏やかな日の光を、表現しているそうです。そんな表現がぴったりの楽しいウォーキングとなりました。
▶︎2021年3月10日、参加者は10人、私たち3人と合わせて合計13人。今回の「梅見ウォーキング」の目的地は雌岡山(めっこうさん)の梅林でした。雌岡山は249mの低山なので、1万歩目標の低山ウォーキングです。
▶︎集合は、朝10時、神戸電鉄「緑ヶ丘駅」。リュックに大事なおむすびを2つずつ隠し持った⁈皆さんが次々と集まって来るのが見えます。バスの行き先に迷っておられる一般の方に声をかけ丁寧に説明している方もいて、ハンサパダの皆さんは優しいなぁ~素敵だなぁ~とホッコリしながら、参加者が揃うのを待ちました。春うららにぴったりの暖かな光景です。
▶︎全員が揃うと、とにかくゆっくり広がれる公園まで移動し、準備運動をします。近いとは言え・・低いとは言え、準備は怠ってはいけません。こんな時にも適しているのがタオル体操。丁寧に穏やかに全身をほぐし、最後のバランスで体幹を意識できるようになります。歩くという行為は無意識に何となく済ませてしまいがちですが、正しく歩く為には片足で立てるバランス力(体幹)が必要だからです。
▶︎駅から約30分ほど歩くと雌岡山梅林のふもとに到着です。ここまでは平地、ここからは少し登りになります。が、この坂は短くて10分も経たないうちに梅が見えてきました。ベビーカーを押してでも登れると聞いていた通りの整備された道でしたので、ゆっくり登れば苦はありません。
▶︎梅林は想像していたよりも広い。穏やかな斜面に並ぶ100本を超える梅の木の向こうまで広がる見晴らしが更にその開放感を感じさせます。満開を見るにはほんの少し遅かったようですが、美しく咲いている梅の花の下で集合写真を撮りました。かなりの斜面でしたので、顔は澄まして写っていますが皆さん下半身はしっかりと大地を踏みしめています。小川先生の体勢を見れば伝わるでしょうか?笑。
▶︎その後、広くひらけた駐車場まで上がりみんなでヨーガをしました。梅と景色が美しい場所でヨーガできたらよかったのですが、先ほども言ったような傾く斜面では皆さんが転がっていくといけないので諦めました。安全第一。
▶︎ヨーガの後は一時解散です。見晴らしの良い山頂方面に登っていくも良し!姫石神社に参るも良し!梅林まで下って早速おむすびも良し!吉岡先生から頂いた美味しい小さな甘味を握りしめて、それぞれに散っていきます。低山なのに山頂からは淡路島と明石海峡大橋が見えるそうですからここは散歩の穴場かもしれません。
▶︎今回の「雌岡山 梅見ウォーキング」はまだ教室が再開される前でした。皆さんはどうしているかしら?筋力を落としてはいないだろうか?ストレスで気力をなくしてはいないだろうか?こんな時こそ頭ではなく身体を動かすことが大切だと、充分に伝えられているだろうか?と、吉岡先生をはじめ我々はお会いできない皆さんのことをただ考える日々でした。そんな時、計画したウォーキング(各教室➕梅見)の企画に参加し元気な姿を見せてくれた皆さん、ありがとうございました。皆さんからたくさんお礼の言葉をいただきましたので、お返ししますね。
▶︎最終的にそして絶対的に必要となってくる「免疫力」、これを維持し高めていくために運動は欠かせません。必要な動きを逃さず、やり過ぎず、バランス良く・・そして、呼吸・・それも鼻呼吸!!
今こそヨーガが必要な時です。これからは教室でお会いできるのが楽しみです。
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